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日本オーセンティックバー連盟について

 昨今の新型コロナウイルスの蔓延により、我々バー業界を取り巻く環境は悪化の一途を辿っております。
 政府行政からの休業要請におけるオーセンティックバーの立ち位置は、カテゴリー定義があまりにあいまいで、国民の必要不可欠な飲食をつかさどるレストラン、居酒屋が時間短縮を余儀なくされたとはいえ営業が可能で、同じ飲食店営業許可証を受けているにもかかわらず、オーセンティックバーは、接待を伴うバーとしてガールズバー等と横並びにカテゴライズされており、日本最大の繁華街を有する東京都に至っては、昨年施設別休止要請の緩和ステップにおける接待を伴わないバーは、STEP3に組み込まれ、ヌードスタジオ、のぞき部屋、ストリップ劇場といった遊興施設等とされました。
 一般財団法人 カクテル文化振興会では、プロのバーテンダーによって営業を営んでいるオーセンティックバーを、次のように定義し、広く周知徹底して参ります。
 厚生労働省では、厚生労働省 職業分類表 大分類E 中分類39-飲食物調理の職業 小分類392バーテンダー 細分類392-1バーテンダーと明記され、バーテンダーが飲食物調理人であると認知されています。
 また厚生労働省の「卓越した技能者(現代の名工)」をバーテンダーが受賞していることでも、バーテンダーが飲料調理人として技術職であることを厚生労働省が認めていることを示しています。
 しかしながら、現在のバー業態本質を理解されていない理由のひとつとして、総務省統計局 日本標準産業分類の中で、大分類M 中分類76-飲食店 小分類766 細分類7661に「バー、キャバレー、ナイトクラブ」とあり、オーセンティックバーを、接待を伴うバーとは切り離し、総務省統計局 日本標準産業分類 大分類M 中分類76-飲食店 小分類766 細分類7661から 同大分類・中分類・小分類の細分類7651の「酒場、ビヤホール」へ移行させることが急務であると考えます。
 オーセンティックバーに従事するバーテンダーは、昨今のテレビドラマ、映画や書籍等により次第にその職業特性を理解され始め、また、日本のバーテンダーの在り方は、いわゆるジャパニーズバーテンディングとして現在海外で非常に注目され確固たる地位を確立しており、日本の調酒文化を牽引する職業として必要不可欠な存在となっています。
 とはいえ、未だバーテンダーをバーテンと蔑んで呼ぶ風潮も少なからず残存しており、その技術性に特化したバーテンダーの存在を、関係省庁、地方自治体にも、基本異性による接待を伴う遊興施設であるバーとは切り離して認知分類し、レストラン、居酒屋等と同様の認可を受けた飲食店であることを周知徹底ご認識いただいた上で、それを深く世間に浸透させることを当面の目標とし、さらなる社会的地位の向上を目指すものであり、日本の各分野の料理団体が名を連ねる一般社団法人食文化ルネッサンスに日本の飲料文化の団体として名を連ね、その発足へ参画した事も活動のひとつであります。

オーセンティックバーの定義について

 オーセンティックバーとは、基本異性による接待を伴う遊興施設としてのバーとは一線を画した、レストラン、居酒屋等と同類の営業許可証を持つ飲食店であります。
 その内容は、レストランや居酒屋に様々な形態があるのと同様多岐に渡り、カクテル、ウイスキーなどを主軸に営業を行う地域に根差したバー、ホテル内に併設されたバー等様々な営業種別があり、提供する内容も酒類を中心に食事、軽食、デザート等食品も多種多様であり、さらにはカウンター、テーブルといった設備などにより様々な営業形態が存在しますが、如何なる形態もしくは規模であっても、プロフェッショナルのバーテンダーを有するバーを指すものであります。しかしながら、たとえプロフェッショナルのバーテンダーを有するバーにおいても、異性の接待、カラオケ、ライブバンド、ダーツやビリヤード等の遊具を有するバーは、オーセンティックバーとは定義しないことといたします。